ぶどうの歴史 | ぶどうの豆知識 | ぶどうの効用 | 質問箱 | |
|
・おいしいぶどうの選び方 |
ぶどうは茎が太く青々していて、果皮はみずみずしく、かつ弾力があり、全体に粒がそろっていて、傷がないものを選ぶと良いです。
赤黒系のぶどうは、色の濃いもの、青系のぶどうは少し黄色みかかったものの方がおいしいです。 |
・ぶどうの保存方法は? |
ぶどうは常温で放置すると、痛みやすいくだものの一つです。しかし、じょうずに保管
(低温高湿度)することでかなりの期間保存できます。ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存すると、おおよそ1ヶ月程、度新鮮さを保つことができます。 |
・皮の表面の白い粉は農薬? |
いえ違います。ぶどうの皮の表面についている白い粉は、ブルーム(果粉)といい、ぶどう自身が作り出している成分で、鮮度を保ったり、病気などから実を守る働きがあります。もちろん無害ですし、新鮮さの証なのです。 |
・ぶどうをおいしく食べるには? |
ジュースやジャムに加工して食べるのもいいですが、生でおいしく食べるポイントがあります。それは房の下部(お尻)の方から食べてください。ぶどうの糖度は下部に比べ上部の方が高いのです。こうすることで最後の一粒までおいしく召し上がれます。 |
・種なしぶどうは、どうやって作るの? |
ぶどうの開花前後に、植物成長ホルモンの一つであるジベレリン溶液に房を浸す処理をして種なしぶどうを作ります。種が熟成する前に果実が熟すと思ってください。
この種なしぶどうの代表にデラウェア、ピオーネなどがあります。また近年の健康志向と手軽さから、皮ごと食べることができる、ぶどうの新品種が増えてきましたが、これらぶどうもジベレリン処理を行なって種なしにしています。 |
・冷やすとおいしいって、ほんと? |
果糖は冷やされることで、アルファ型からベータ型に変化し甘さを増します。
(蔗糖の甘さを100とした場合果糖の甘さは173、ベータ型はアルファ型の3倍の甘さを示します)
果糖、ブドウ糖とも低温で甘く、高温、とくに50度以上になると甘さは減少します。 |
|