りんごの歴史 | りんごの豆知識 | りんごの効用 | 質問箱 | |
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■りんごの病気療法 |
●慢性頭痛に・・・・
りんご酢と同量の水を容器に入れて温め、湯気が出てきたら顔を湯気にあてます。
●疲労回復に・・・・
りんご酢とハチミツを大さじ2ずつコップに入れて混ぜ適量の水で薄めて飲みます。(バーモントドリンク)これをこれでうがいをすることで喉の痛みも和らぎます。
●お通じのために
皮つきのりんごとにんじんをそのままおろし、その絞り汁を朝食30分前に飲みます。
●下痢の時は・・・・
皮ごと擦りおろしたりんごを食べると良いです。
ドイツの科学者モーロが極度の下痢で苦しむ子供たちに与えたところ、弱っていた子供たちの腸の機能が改善したと、医学雑誌に発表したことから、今日のりんごの効能が広く広まることとなった由縁です。
●風邪の時は・・・・
りんごを擦りおろして食べると良いです。
喉が痛いときには擦りおろしたりんごをタオルに包み直接、喉にまくことで熱とり効果があります。 |
■りんご雑学 |
●物語とりんご
アダムとイブ、白雪姫、ウィリアムテル等、ヨーロッパの地域では古くからりんごを食用としてきたため、神話や伝説の中でもりんごが出てくる話は多いです。
聖書に出てくるアダムとイブの「禁断の実」は有名ですが、「禁断の実=りんご」となったのは、ミルトンの失楽園からだと言われています。
今から1900程前「千夜一夜物語」でアフマッド王子は魔法のりんごで病気の姫を治すと記されています。今と違い分析技術の無い当時でも、りんごはミラクルフルーツだったんですね。 |
●ニュートンの万有引力
ニュートンは木から落ちるりんごから、万有引力の法則を思いついたと言われます。
何か当然のことを当然と思わない、天才のすごさを感じます。
私なら、落ちて傷ついたりんごをもったいないと思ってしまいます。
どうも、この「もったいない」という言葉がノーベル平和賞に輝いたケニアのワンガイ・マータイ女史によって環境保護の合言葉として世界標準語になりそうです。 |
●初恋の味といえば
初恋の味と言えば「カルピス」と答える人はかなりの年配。往年のTVCMで有名でしたから、そう答える人も多いと思います。かくいう私もその一人ですが・・・・・
初恋イコールりんごのイメージは島崎藤村の『初恋』の一文、「まだあげ初めし前髪の林檎のもとに見えしとき。初々しさ」とも・・・・ |
●良薬は口ににがし
日本の文献に林檎が始めて登場したのは『新修本草』という、薬草の研究書です。
古くからりんごの効能は認知されていたのでしょうね。
こんな良薬なら毎日、何個でもOKですよね。 |
●りんごが世界を征服
手塚治虫の進化を促すりんごを食べて超能力を得た3人の高校生が世界制服を試みた『ユフラテの樹』。なんて大胆なのでしょうか?
当農園、アップルファームは世界征服なんて全く考えてはいませんので毒も入ってなければ、進化を促すりんごでもありません。ただ『おいしい』の一言です。 |
●りんごが世界を征服part 2
ビートルズは自分たちのレコードを出すにあたりアップルレーベルを立ち上げました。その当時は人気絶頂期であり一躍アップルは世界征服を果たしました。
そう言えば、ビートルズにはリンゴ・スター(ドラマー)がいましたよね。 |
■世界のりんごの生産量 |
●りんごの生産量世界一は中国
りんごは世界中の多くの国で栽培されています。最も生産量の多い国は、なんと中国。
中国は約2000万トン、ちなみに日本は89万トン程度で日本の23倍も生産しています。
2003年度の世界の総生産量は約5800万トンといわれています。
日本が世界一の生産国と思っていた人も多いのじゃないでしょうか? 日本は世界の生産量の1.5%しか生産していません。
また、最も多く生産されている品種は「ふじ」です。ただし日本では生食用が中心ですが、海外では、調理用や加工用の利用も多いようです。 |
2003年世界のりんご生産量(単位 万トン)
中国 |
2000.9 |
アメリカ |
408.8 |
トルコ |
250.0 |
ポーランド |
242.7 |
フランス |
240.2 |
イラン |
235.8 |
イタリア |
194.4 |
ドイツ |
157.8 |
インド |
142.0 |
アルゼンチン |
110.0 |
日本 |
89.1 |
ブラジル |
84.2 |
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