信州のりんごはアップルファーム志賀へ
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おいしいりんごの選び方

 りんごは実の良く締まった形の良いものが良いでしょう。同程度の大きさであれば、重いりんごの方が蜜はたっぷり入っています。
枝とりんごとを結ぶツルの部は、幹からの栄養供給のパイプであり、太ければ栄養をたくさん吸収できるため、おいしさの目安になるでしょう。みずみずしいツルは新鮮であり、しなびたツルほど鮮度が落ちています。
りんごの肩とお尻の部分も注意して見てください。肩が張っていて、ツルやお尻のへこみが鋭角なものほど、おいしいと思います。
色の良くついたものほど、甘みが強く味も濃いです。ただし有袋のりんごは、きれいな色が出ていますが、味は無袋りんごの方がおいしいです。お尻の部分の色が、地色の緑が少なく黄色がかっているりんごが完熟の証です。

・りんごの保存方法は?

 りんごが最も嫌うのは温度差です。できるだけ温度変化の少ない涼しい所で保存してください。できたらビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するのが長期間保存の一番の方法です。
りんごはキウイやバナナと同様で追塾する果物です。そのため一緒に置くと熟成が早まって痛みやすくなりますので注意してください。逆にりんごはじゃがいもの発芽を防ぎますので、じゃがいもの入った袋に、りんごを1個入れておくことで保存効果があります。

・ りんごの蜜って?
 光合成によって作られたソルビトールという糖分で、ハチミツ色をしていることから“蜜”と呼ばれています。このソルビトールは通常は空気が貯まっている果実の細胞と細胞の隙間に蓄えられます。
実はソルビトール自体は周囲の果肉に比べと糖度自体は低く、蜜=甘味の考えは間違い。ただし熟度が進むとこの状態になるので、完熟したものの目安になります。
貯蔵中に少しずつ果実が脱水することで、蜜も少しずつ消えていきます。通常1月中には消えてしまいます。ただし密は減っても、糖の量は変化しません。
・ 表面のベトベトは?
 よく聞かれる質問です。
このベトベトの正体は、リノール酸やオレイン酸です。
りんごの中から染みだしたもので、感想を防ぎ、新鮮さを保つための成分です。もちろん害は無く、むしろ新鮮さの証ともいえます。りんごの種類によってベタベタには差がありますが、ワックスを塗ったぬったわけではないので、まるかじりOKです。ふじは比較的ベトベトは少なめです。
・ 皮をむくと、どうして変色するの?

 皮をむいたりんごが変色するのは、りんごポリフェノールの成分のエピカテキンが酸化するためです。
よく、むいたりんごを塩水に浸すのは、この酸化を抑えるためです。食塩水はあまり濃いと味が落ちますので、水カップ1に対し塩小さじ1/5程度が良いでしょう。

・ 表面の白い粉は農薬?
 白い粉は「果粉」と呼ばれりんご自身がだしている成分です。
この白い粉は自らを守るための自然のバリアです。必要以上に水分が損なわれるのを防ぐための防御です。
・果物は食べると太るって本当?
 熟した果物は甘いので太るのでは思われがちですが、大きな誤解です。
果物100g当たりのカロリーは約50kcal程度。ショートケーキ1個の10分の1個分。
健康と美容にお勧めのたべものが果物なのです。
以前は、果糖の多い果物を食べると中性脂肪が増えると言われましたが、現在りんごはコレステロールを含まないばかりか、コレステロールの低減に役立ち、中性脂肪を正常化する作用が備わっていることが解明されています。
・ 赤いりんごと黄色いりんごは何が違うの?
  りんごは熟してくると、次第に皮の細胞からクロロフィル(葉緑素)という緑色の色素がなくなり、代わりに赤や黄色の色素が作られます。たとえば、黄色いりんごは赤い色素をほとんど作らないため、赤いりんごにはなりません。また同じ赤いりんごでも、種類によっては色が違います。紅葉に赤い葉と黄色い葉があるのも同じ理由です。
・冷やすとおいしいって、ほんと?

 果糖は冷やされることで、アルファ型からベータ型に変化し甘さを増します。
(蔗糖の甘さを100とした場合果糖の甘さは173、ベータ型はアルファ型の3倍の甘さを示します)
果糖、ブドウ糖とも低温で甘く、高温・とくに50度以上になると甘さは減少します。
ただし、蔗糖は温度条件が変わっても、甘さに変化はありません。
保管上、低温で湿度が高いと日持ちも良いので、ポリ袋に入れて、冷蔵庫管理した方がおいしくいただけます。



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